「煮汁をこぼさないスピードで」ってタイトルで小説か詩集出版したい。今急に思いついたんだけど。本屋さんで「煮汁をこぼさないスピードで」って背表紙見つけたら絶対手にとるだろうな。そもそも日常において煮汁をこぼさないままスピードを求められるシチ…
ヤンバルクイナって今絶滅してるんだっけ?してないんだっけ?まだギリ生き残ってんだっけ??忘れたなあ。だって自分にあんま関係ないことだもんなあ。世の中にはたくさんの価値観と情報と知識が竜巻みたいなスピードでちぎっては投げちぎっては投げを繰り…
さっき気が付いたんだけど、そういえば自分ってブログやってたなって思った。っていうかブログ更新してなかったこの一年もちょいちょい「そういえば自分ってブログやってたな」とは思ってたんだけど、別にブログとかもうよくね?毎日楽しいし、それで何かも…
先日、大学でイヤホンを置き引きされたので、ほんの若干高めのイヤホンを新しく買った。3000円もしないのでイヤホン界の重鎮などからしたら10円も同然のような代物なのだろうけれど、今まで1000円前後のイヤホンで人生を過ごしてきた自分にとっては驚きが止…
今年の夏は本当にたくさんのことがあったし、もしかすると今までで1番濃い夏だったかもしれない。そんな夏もある日を境にスッと終わり、秋がやってきた。 秋がやってきたらやってきたでこれまた大変で、なんやかんやで家が揉めに揉め、半分家出めいたことも…
友達とめちゃくちゃ飲酒したり、汗だくになりながら一緒に映画撮ったり、夜中に公園でしんみり語ったり、好きな女の子とめちゃくちゃ遊んだり、この夏にありとあらゆる「青春」的な何かをこなしすぎたせいだろうか、今、あまりに、あまりに巨大な虚無感が押…
今、ふと自分の人生をゆっくりと思い返せば、僕の人生は、映画を作る度に、その映画によってぐにゃりとねじ曲げられてきた。その映画を通じて新しく出会う人、その映画が精神的に自分に与えた影響などなど、「この映画を作らなければこんなことにはならなか…
心が激しく乱れている。どれぐらい乱れているかと言うと、ほんの3時間ぐらい前にポケモンGOが配信されて、それに夢中な歩きスマホ大学生であふれ返った今の大学ぐらい乱れている。 とてもとてもめんどくさいことばかりが続いていて、新しい映画を映画館に観…
映画が大好きになったのは2009年暮れ(観たのは確か2010年の頭だったと思う)のアバターからで、当時の僕はそれはそれは身体と心を猛烈に熱くし、それからずっとずっと映画館でたくさんの映画を観てきた。友達と観たり、家族と観たり、その当時の好きな人と観…
ヒメアノ~ルという映画はとにもかくにも圧倒的にすごい映画だ。出てくる暴力描写、殺人描写の数々がすべて「こちらの身に降りかかってくる」のだ。暴力とは本来、他人事ではないし、娯楽でもエンターテインメントではない。このヒメアノ~ルという映画には…
この世界の価値基準がすべてだと思い込んでいる人が嫌いでたまらない。なんでこの世界だけがすべてだと思うのだろう。自分の目に映り込んでいる世界だけが真実の世界だと思うのだろう。生前の記憶がなければ死後の世界のことも知らない、そんな状態でよくこ…
去年の年末に撮ったものの、何だかんだ精神的にあれすぎて編集することをやめてしまった素材をたぶん今日から編集して1本の映画にする。 そしてラップ好きの友達のコネからラップ好きの人々をたくさん集めて半分ドキュメンタリーで半分ミュージカルみたいな…
映画祭で自分の映画が上映される。東京に始まり大阪、名古屋の三箇所で順次上映される。まだまだシネコンには程遠いけど、めちゃめちゃ嬉しい。恐らく応募された作品はほとんど上映されるんだろうけれど、それでも嬉しい。 自分の作った映画はやっぱりなるべ…
厳しすぎるんだよ
映画祭にまたもや落選、どうにもこうにも奈良内閣、とは言ったものの地域活性化が主目的の小規模な映画祭なのでそんなに気を落としているわけでもなく…もちろんそれなりには気を落としているのだけれど、ちゃんと夕ご飯も食べることができるし、ちゃんとTwit…
なぜか信じられないぐらいに身体中が痛くて痛くて仕方がない。もう風邪も治ったはずだし、今日起きたばかりの時は「寝違えかな?」と思って放置していた痛みが少しずつその主張を強めていき、現在に至る頃には「あれ…?めっちゃ死にそう…」と実際にひとりで…
先日、とある居酒屋さんで鶏肝を食べた。口の中に入れた途端、まるでそれは淡く儚い恋心のようにスッと消えてなくなって、旨味の残像だけが口内にうっすらと残り続ける。そのくどすぎるほどの自己主張、無常観、世界観の広がり。まさに僕は「人生」を味わっ…
成人して初めてビールを飲んだ時、あまり美味くなかったことを今でも覚えている(こんな書き方をしているがまだあの時から1年も経っていない) それでもずっとビールには憧れ続けていたので、あんまり美味しくないなと思いながらずっと飲み続けていた。する…
海老グラタンになりたいと思うことがある。理由はない。何に対しても理由を求めるのはナンセンスだ。理由が知りたければ一旦死んでみればいいんだ。少なくとも自分が今まで生きてきた理由をほんの少し知るきっかけなどを手に入れることが出来るかもしれない。…
豊かな暮らしを実施したいという人間本来の欲求が高まっている。豊かな暮らし。なんて良い響きのWordだろうか!この響きが耳の鼓膜をくすぐるだけで、自分の腐り切った生活がほんの少しだけパッと明るくなるような気がする。塞ぎこんだ気持ちにちょっと心地…
春だね
今はもうなきWTCでのフィリップ・プティの偉大なる「芸術」は、映画によって再び観客を当時の興奮を呼び覚ませ、3Dによって彼の、そして僕たちの記憶は永遠になる。こんな美しいことがあって良いのだろうか。 どんな不可能なことだって、挑戦することを諦め…
正確には記憶していないけれど、確か僕が映画に興味を持ったのは中学二年生の頃だったと思う。当時、僕は小説と漫画に夢中で、ひたすら小説を書いては友達に読ませ、漫画を描いては友達に見せ、今思えば相当迷惑な人間だったように思う。 そして僕はやがて映…
人生はいつだって厳しいし、激しいほどに切ないし、どうしようもないぐらい残酷で無慈悲でみみっちい。なんで俺がこんな気持ちにならなければならないんだ、なんで俺がこんなことをしなければならないんだ、好きなことを好きなだけしていたいのに。 そんなこ…
寂しすぎて死ぬ
目標というものは掲げてみたところで、明日にもまたすぐ気が変わって自分にとってまるで意味をなさないものになってしまうのではないかという懸念が常にあるが、それでも何らかの目標を立てておくことは決して悪いことじゃないんじゃないか、みたいなことを…
去年に劇場で観た新作映画のベスト10について、それぞれの作品に愛あるコメントを添えるなどしていきたいと思います。最下位から順に1位に遡って書いていく「最後まで読めよ」系のベストの書き方が僕はあまり好きではないので、1位から順に書いていきます。…
僕は今どこにいる?大学の講義室にいる。よく映画やドラマなどの大学の風景として登場する大きな大きな大ホールの講義室、ではなく高校の教室と何ら変わらないサイズのしょうもない部屋で、先生のお話を聴いている。先生は二日酔いらしく、声はガラガラ、大…
忘れたくないよね!