ジェームズ盆地

映画祭で自分の映画が上映される。東京に始まり大阪、名古屋の三箇所で順次上映される。まだまだシネコンには程遠いけど、めちゃめちゃ嬉しい。恐らく応募された作品はほとんど上映されるんだろうけれど、それでも嬉しい。
自分の作った映画はやっぱりなるべく映画館、あるいはそれに準ずる施設などでたくさんの人に観てほしいという気持ちがある。映画はひとりで読む小説や茶の間で観るテレビと違って、たくさんの知らない人との一度きりの出逢いから始まり、同空間、同時間を共有し、とびきりの音響とスクリーンで「体験」するもの。やっと僕の映画がギリギリそのフィールドに立てたと思うと本当に感慨深いものがある。中学生の頃からの自主映画作りがようやく世間に受け入れられた感覚。
とは言ってもまだ何の賞も獲れてないし、まだまだ何者でもない。頑張らなきゃならない。まだまだ戦いはこれからだ!東海道中膝栗毛