12月20日の深夜の独り言

 今日、スターウォーズの新作を劇場で観た。ごく普通のスクリーンの3D字幕版の上映で観た。スターウォーズの新作を、だ。

 僕は過去作も全く観ていないし、スターウォーズに触れた経験と言えば東京ディズニーランドのスターツアーズ(それもリニューアル前のやつ)に乗ったこと、バラエティ番組などで度々目にするパロディ、ぐらいのものである。そんな自分が、今年なんといきなりスターウォーズの新作を観てしまったのだ!

 実際、ありえないぐらいに興奮したし、上映が終わるまでに必ずレーザーIMAX上映で「完全な」スターウォーズを拝みたいと思った。そんなことより今の僕はトゥモローランドの話をしたいのだ。

 先日、遂に僕はトゥモローランドのブルレイ&DVDセットを購入した。そして何度も何度も繰り返し、好きな場面、好きな台詞、好きな演技、好きな演出を観た。しあわせな気持ちに包まれながら、何度も何度も!僕は彼女に何度も「好き」と言ったのに!どうして彼女は振り向いてくれないの!

 ただの希望だけをポンと描かれたところで、こちらもバカじゃないので簡単に信用することはできない。絶望あって始めて希望の「意味」と「存在」を理解し、咀嚼することができるのだ。トゥモローランドはちゃんと暴力を描くし、ちゃんと汚い台詞を描くし、破滅しつつある未来さえ描く。だからこそ「希望」が光輝く!輝くんだ!うわーい!

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映画を撮ろう!映画さえ撮っていれば間違いない!俺たちに考える暇なんてないんだ!考えるな!撮れー!撮るんだー!映画を撮って希望を築けー!イエー!