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面白い小説

 僕が夜道を歩いていると、ひとりの女の人が声を掛けてきた。「すみません、ここから一番近い駅はどこですか?」

「わかりません。ここの者じゃないので」

「あら、どこの方なの?」

「あなたには関係ないでしょう」僕はその女性を力一杯に殴った。女性は空中で綺麗な弧を描いて道路の真ん中に倒れ、真っ赤な血を吐いた。

「あなた……何なの?」

「僕? 僕は小説家だ! 今からこういう物語の小説を書こうとしていたところだ!」

「ふざけないで……こんなことしていいと思ってるの?」

「いいと思ってるからしてるんだろ! バーカ! 俺はお前みたいなやつが一番嫌いなんだよ! ひとりで考え事してる時に無神経にどうでもいいことで話しかけてきやがって! 俺の時間を奪うんじゃねえ! クソが! 野垂れ死ね!」

 僕は彼女を蹴り飛ばす。彼女はジェット機のように飛んでいく。その勢いで僕は筆を進める。小説を書く。自分の物語を描く。誰にも邪魔させない! 世界を変えるのはこの俺!

 

 まるで意味のない小説を書きました。数か月後に自分で読み返すと面白いかなという気持ちだけで書きました。酔ってます。