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ビール安い居酒屋結局チャージ料高い

 頂いたMVの仕事を着々とこなしながら、なんだかそこそこの予算が出そうな映画のキャスティングやら脚本やらを考えたりしつつ、友達の撮る映画の脚本のリライトなんかをしている日々が続いている。1年前の自分からしたらまさに夢のような日々なのだろうけれど、何というかまあ、人間は際限を知らない貪欲な生き物なので「なんだか満足いかないなあ」なんて愚痴をこぼしたりこぼさなかったり、ミスドのココナツチョコレートのココナツをひとかけらもこぼさずに食べ切れたらギネスに載るのかなあ、なんて思ったり思わなかったり…

 映画なんて大嫌いだ!!なんて思って、なんで俺は映画なんてめんどくさいものを好きになってしまったんだろうなんて後悔したりもするけれど、映画館で素晴らしい映画を観ると「ああ、やっぱり映画は人生そのものだ。もう二度と君を嫌いだなんて言わないよ絶対」と思い、映画の呪いからこのまま一生抜けられずに死ぬんだろうなあと思う。それが幸せか不幸か、結局のところは死んでみるまでわからない。

 今日、友達の映画の編集の手伝いをした後、松屋で並盛の牛丼を食べ、居酒屋で一杯だけお酒を飲み、電車に揺られながら、これからの自分の人生の計画なんかを練ったりしていた。最近の自分は、あまりの仕事のプレッシャーに完璧主義になりすぎているんじゃないか。映画を作る時のモットーの「質より量」を忘れていたんじゃないか、と思ったりした。

 去年の11月に撮った短編映画が、あっという間に一次審査で落されたことがなかなかのトラウマになっており、なんだか「自分は才能がないのかなあ」と思ってしまったりもして、何を作るにもあまりに慎重になりすぎてしまっている最近、どうにかその状況から抜け出さねばな、と思う。質は量なしには絶対に生まれないし、やはり何も考えず、ある程度は脳みそをからっぽにして、無我夢中に作品を撮らなければならない。でないと、いつまでたっても自分はそこそこの映像クリエイターから抜け出せない。なので、とにかく、撮って撮って撮りまくる。面白そうなことには恥ずかしがらずに何でも首を突っ込んでみる。それが大切なんだよなあ、まだ21歳だしなあ、などと思った。早く楽になりたいなあ