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本気の冗談

 明日、最高のクリスマスパーティをした後、深夜から映画を撮り始める。友達が原案で、自分が脚本を書いて監督をする映画。今まで自分の撮ってきた映画とは全然テイストの違う、酷く悪趣味で救いようのない邪悪な映画を撮ろうと思う。

 この脚本には自分で書いておきながらまだ自分で理解していない感情の流れがたくさんあるし、単純に今の自分の技術で撮れるの?という場面もたくさんある。でも、今まで自分はそういう(撮れないものをあえて撮ろうとする)努力をしてこなかった。なので、今回のこの映画では、しっかりその努力をしようと思う。

 正直、21歳の今の自分はあまりに人間として未熟で経験値も少ないけれど、それでも精一杯背伸びをして、自分の感覚でギリギリ「ダサくない」ラインを模索しながら、いろいろ葛藤して書いた脚本。今までで書いた中でも1番思い入れのある本かもしれない。

 今回は、忠実に、忠実に、脚本通りに映画を撮る。映像芸術じゃなくて、映画を撮る。人が観て「ああ、面白いなあ」と感じるような、エンターテインメントを撮る。映像芸術なんか誰にでも撮れる。尺は15分、台詞は200弱、撮影は3日間、全身全霊の殺意で撮ってやるぞ!!!