卵かけご飯(醤油なし)

 たくさんのアイドルの方々に出演してもらい、見事3分間の映画が完成した(まだしてないけど、あと数分で出力が終わる)

 今まででトータル200分近く映画を撮ってきたけど、正直な話、今回のの映画は過去最高の3分間だと思う。他人が観てどう思うかわからないけれど、もしかしたら展開が速すぎるかもしれないけれど、演出がクドすぎるかもしれないけれど、モノローグが多すぎるかもしれないけれど、とにかく自分の映画人生の中では一区切りを感じるほどに満足のいく出来に仕上がった。

 これで結果が出ても(出ると思うなあ)出なくても、これからも映画を撮っていくし、映画を撮るのをやめるということはたぶん死ぬまでない。今回の3日間の撮影であらためて思ったけど、本当に映画作りは楽しい!!

 いかに女性(特にアイドルという仕事をしている女性)を美しく、かわいらしく、かつ不細工に撮るかということを肝に銘じながら撮ったのだけれど、本当に様々な表情を見せてもらった。自分がパソコン上でカタカタ字面だけで組み立てたキャラクターが、生身の人間の芝居を通じて立体的に、躍動的になっていくという快感、そして同時に押し寄せてくる後悔。この感覚がもう本当にたまらない!!

 自分ひとりで始まりから終わりまで作ってしまう作品作りも嫌いじゃないけれど、自分はそれを一生やっていけるほどの天才ではないと思うし、途中でいろんな人のいろんな思惑や思想が入り込んで、そのまま当初の想定とは全く違う作品に仕上がっていく感覚がたまらなく幸せなのだ。そしてそれができるのが、小説でも漫画でも絵でもなく、映画なのだ。

 当然、全て自分でコントロールできないぶん、ハプニングで台無しになることもあるし、「思ってたのと違う!!!!」となることもたくさんある。でも、それも含めて映画じゃないか!!人生じゃないか!!いちいち自分の気に食わないことが起こる度にしょげてたら楽しい人生も楽しめなくなる。前のめりに、前のめりに、楽しんでいくことこそが映画作りであり、人生なのだなあ。そんなことを書いているうちに映画の出力が97%になっていた。そして今、終わった。これから観直して、何もなければそれで完成だ!!またひとつ、映画がこの世に産み落とされる!!!!!