オイルサーディン

 成人して初めてビールを飲んだ時、あまり美味くなかったことを今でも覚えている(こんな書き方をしているがまだあの時から1年も経っていない)

 それでもずっとビールには憧れ続けていたので、あんまり美味しくないなと思いながらずっと飲み続けていた。するとある日の突然、目の前にある黄金色に輝く液体(もちろん尿ではない)がとてつもなく美味しく感じてきたのである。「ああ、これが大人になってしまうことなのだな」と思いながら現在に至る。

 ここからひとりの人間が大人になるまでを儚さを感じさせながらも饒舌な筆致で描きだしながら、大人になることの本質的な意味を炙り出そうという試みのブログ記事だったのだけど、面倒くさくなったので辞める。人生、いつだって辞め時が大事。

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無感動に継続していく毎日に疑問を感じている