めっちゃ喉が渇いた

 めっちゃ大学の居心地悪いし、可能ならば今すぐにだって大学を辞めたい、なのに毎日ちまちま通ってる大学、なんだか「嫌いよ!」だなんて言いながらも惰性で付き合ってる恋人みたいだね!

 それにしても寝違えて右腕の付け根が今も激烈に痛い。痛すぎて右腕だけそのまま先に家に帰っててほしいという気持ちがある。そうすれば僕だって右腕の痛みを気にせずと40分後に控える授業に集中できるというものだ。僕はいつだって授業に集中したいのだ。本当は僕だって授業に集中したい。大人に言われたことに何の疑問も持たずにホイホイと従える「賢い」人間になりたいのだ。なのになれないんだ。バカだから!

 今すぐにだって僕は大学に何もかもを残して、そのまま飛行機に飛び乗ってサンフランシスコに飛びたいと思っている。そしてサンフランシスコで「サンフランシスコだ!わーい!」って叫ぶんだ。そしてサンフランシスコの価値観やら生活様式やらに染まりながら、日本のちっぽけな価値観、今まで培ってきたしょうもない自己防衛本能などをさっさと捨てていくのだ。この20年間で手に入れた知識なんかほとんど必要ないし、だからこそ僕は本当に自分にとって必要な知識以外を残して他はどんどこ捨ててきたい。綺麗な人間になりたいのだ。

 成長というのは知識を増やしていくことではなく、減らしていくことなのだと最近とてもよく思う。知識が増えれば増えるほど、上記のように「賢く」なればなるほど、何をするにしてもわけのわからない予防線を張ったりして保守的になってしまう。そして人生最大のチャンスを逃してしまうのだ。そうやって僕はいつもチャンスをものにできずに惨めな結果を味わってきた。なのでもう余計な知識はいらない。産まれたての赤ん坊みたいに、何のリスクも考慮せずに何に対してもひたむきに情熱的に「バカみたいに」取り組んでいきたいのである。そして輝かしい未来を勝ち取るんだ!